くすりの窓口、医療機関向け予約システム運営のメディ・ウェブを株式交換により完全子会社化へ M&A
くすりの窓口、医療機関向け予約システム運営のメディ・ウェブを株式交換により完全子会社化へ M&A

株式会社くすりの窓口<5592>(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:堤 幸治)は、2025年12月5日開催の取締役会において、株式会社メディ・ウェブ(本社:東京都港区、代表取締役:滝澤 直紀)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施することを決議し、同日付で株式交換契約を締結しました。
本株式交換は、くすりの窓口を株式交換完全親会社、メディ・ウェブを株式交換完全子会社とするもので、会社法第796条第2項の規定に基づき、くすりの窓口の株主総会の承認を必要としない簡易株式交換の手続きにより行われます。
本株式交換の効力発生日は2026年1月1日を予定しています。
また、本件に伴い、メディ・ウェブの完全子会社であり、主に九州エリアの医療機関向けに自動精算機の販売等を行う株式会社イーディライト(本社:福岡県福岡市、代表取締役:滝澤 直紀)もくすりの窓口のグループ会社となります。
くすりの窓口は、薬局のポータルサイト「EPARK くすりの窓口」を運営し、薬局向け市場を主戦場として成長してきましたが、本株式交換により医療機関向け市場への本格参入を目指します。
メディ・ウェブは医療機関のポータルサイト「EPARK クリニック・病院」を運営しており、同社をグループ化することで、くすりの窓口グループの医療機関顧客保有数は約4,300件から倍増する見込みです。また、メディ・ウェブおよびイーディライトをグループ会社化することで、株式会社EPARKにおける医科向け事業がくすりの窓口グループに集約されることとなり、医療DX(オンライン資格確認、電子カルテ、オンライン診療など)の推進や九州エリアにおける顧客基盤の拡充、営業体制の強化といったシナジー効果が期待されます。
