アステラス製薬 <4503> とあすか製薬 <4514> は、１９日、あすか製薬が開発を進めているＡＫＰ－００２について、全世界での開発、製造及び販売に関する独占的なライセンス契約を締結した。

　　ＡＫＰ－００２はあすか製薬が前立腺肥大に伴う排尿障害治療剤として創製し開発している化合物で、現在第Ⅰ相臨床試験の段階にある。本契約締結により、アステラス製薬は全世界における独占的な開発、製造及び販売の権利を取得するが、日本においては、あすか製薬がコ・プロモーションを行う権利を留保する。

　　泌尿器領域を重点領域とするあすか製薬は、泌尿器領域の更なる販売強化を、アステラス製薬は製品ラインナップの拡充を図る。