米国Ａｐｐｌｅと電通 <4324> は、ＡｐｐｌｅのｉＡｄモバイル広告ネットワークを１１年の早期に日本で展開するためのパートナーシップを締結した。電通はｉＡｄの日本での広告販売と広告制作を担当し、ＡｐｐｌｅはｉＰｈｏｎｅとｉＰｏｄ　ｔｏｕｃｈユーザーに向けたｉＡｄの配信業務を行う。電通子会社のサイバー・コミュニケーションズ（ｃｃｉ）が、広告制作進行とメディアプランニングを含む、日本におけるｉＡｄのワンストップサービスを提供する。

　　ｉＡｄは７月にアメリカで立ち上がり、著名なブランドに対し、多くのｉＰｈｏｎｅ、ｉＰｏｄ　ｔｏｕｃｈユーザーにリーチできる新たな広告プラットフォームとして登場し、アプリ開発者にとって新たな収入源を提供するもの。アプリケーションを利用時に広告を体験でき、ビデオを見たりゲームをしながら、広告内の商品購入、アプリケーションのダウンロード、ｉＴｕｎｅｓのコンテンツ購入ができる。アプリ開発者は、ｉＡｄネットワーク収入の６０％を受け取ることができる。