豊田自動織機 <6201> と東洋電機製造 <6505> は、２１日、産業機械分野におけるモーター・インバーター事業に関する業務・資本提携基本契約を締結した。豊田自動織機が、東洋電機製造の株式２１０万株（払込日３月２２日、１株４９１円、払込総額１０億３，１１０万円）を第三者割当増資により取得し、東洋電機製造は払込総額と同等の金額で取得可能な豊田自動織機の株式を市場買付により６月末までに取得する。増資後の保有割合は約４．３１％となり、日立製作所 <6501> と並び第四位株主となる。

　　両社で６月を目処に合弁会社（豊田自動織機６０％、東洋電機製造４０％）を設立し、両社のフォークリフト、鉄道分野における電気駆動技術やノウハウを共有し、今後の電気駆動化（ハイブリッド化を含む）の進展が予想される産業機械分野に、環境性能に優れたモーター・インバーター、電気駆動システムの開発・提供を目指す。