カプコン <9697> は、日本とアジア地域でのスマートフォン向けソーシャルゲームの開発・配信を行う戦略子会社としてビーライン・インタラクティブ・ジャパン（大阪市中央区）を４月１９日付で設立した。

　　家庭用ゲームの顧客層とは異なるライトユーザーを獲得するため、人気シリーズタイトル以外のオリジナルコンテンツを携帯端末で配信するセカンドブランド「ビーライン」を立ち上げるとともに、アジア地域での拡大を図ることで、コンシューマ・オンラインゲーム事業に次ぐ第２の柱の構築を目指す。

　　２０１２年にはパソコンの普及台数を超えるプラットフォームになるスマートフォン市場において、約５０％を占めるソーシャルゲームのグローバル展開を強化する。北米、欧州、日本の３地域に開発拠点を設置し、グローバルでの投入タイトル数を増強する。