米国電子部品販売大手のアロー・エレクトロニクス（ＮＹＳＥ上場）は、インターネットを通じた電子部品の販売を通じて、日本市場でのビジネスを加速させることを目的に、同社の日本法人が全額出資する買収目的会社であるアロー・チップワンストップ・ホールディングス（公開買付者）を通じて、東証マザーズ上場のチップワンストップ（対象会社） <3343> の普通株式と新株予約権の全てを公開買付（ＴＯＢ）により取得する。
　　
　　公開買付者は、筆頭株主の図研、及び第二位株主で対象会社代表の高乗氏との間で、８月８日付で公開買付応募契約を締結している。買付期間は８月９日から９月２０日まで、買付価格は１株２２万円、チップワンストップの株式は、一連の手続きを上場廃止となる。顧客開拓や商品サービスの開発を共同で行うことで、事業の拡大を目指す。