パソナグループ <2168> 傘下のベネフィット・ワン <2412> は、保健教育センター（品川区）の全株式を取得し、５月３１日付で子会社化する。

　　保健教育センターは、健康保険組合、自治体、共済組合など大手団体を中心に特定保健指導事業を提供し、医療費抑制・疾病予防・健康増進分野において、常に先駆的なプログラムを開発・実施し、１１年３月期には売上高１０億円を記録していた。

　　同社のグループ化によって、規模の利益を追求し、業務の効率化を図るなどシナジー効果を高め、ヘルスケア事業分野での更なる成長を目指す。近年では官公庁を中心に福利厚生サービスと特定保健指導を一括して発注するケースが増加しつつあり、福利厚生事業の拡大にもつなげる狙い。