日本ドライケミカル(１９０９)初田製作所が筆頭株主に

　　総合防災企業の日本ドライケミカル <1909> は、消火器２位の初田製作所（大阪府枚方市）との資本業務提携を発表した。１５日付で東証の市場内立会外取引を通じて、初田製作所が日本ドライケミカルの株式１５．０４％（議決権割合の１８．６９％）を取得し、大和証券 <8601> 系のファンドの売却や自己株式取得と合わせて、筆頭株主に異動する。

　　防災業界は国内市場の成熟、企業のグローバル化や、少子高齢化や環境問題による新しい需要の発生と東日本大震災後の防災意識の向上に対し、両社の経営資源を活用した技術開発による国内市場への対応や海外展開の強化を図る。