オリンパス <7733> とソニー <6758> は、９月２８日付で業務資本提携契約を締結した。オリンパスが２回に分けて実施する約５００億円の第三者割当増資をソニーが全額引き受け、議決権割合で１１．４６％を保有する筆頭株主となる。

　　１２月末までに、両社で医療事業に関する合弁会社（資本金５０００万円、オリンパス４９％、ソニー５１％）を設立する予定。オリンパスが有するレンズ・光学技術及びブランド力・技術開発力と、ソニーが有するデジタルイメージング技術を始めとした幅広い技術を組み合わせ、新たな製品や事業の創出を目指す。

　　また、コンパクトデジタルカメラ領域を主とするカメラ事業においても、部品の相互供給などでの協業による競争力の強化を図る。