沖電気工業（ＯＫＩ） <6703> は、ブラジル２位のコングロマリットＩＴＡＵグループ（銀行、化学、電機、木工品事業を展開）と、中南米におけるＡＴＭ事業における戦略提携を行い、同社のＡＴＭ・ＣＤなどの自動化機器事業と補湯サービス事業を分社化した新会社の株式７０％の取得を完了した。取得価額７７百万レアル（約３４億円）。

　　ＯＫＩの貨幣還流型ＡＴＭの開発技術・生産技術と、ＩＴＡＵが保有する顧客基盤やブラジル全土をカバーする保守網を活かし、ブラジルの同分野でのトップシェアと中南米市場への展開を目指す。