パイオニア <6773> は、グループのＤＪ機器事業を、米系投資ファンド大手のＫＫＲに来年３月２日付で譲渡する。譲渡価額は５９０億円。パイオニアは、譲渡先のＳＰＣに１４．９５％を再出資する。

　　パイオニアのＤＪ機器は、欧州・北米を始め、世界中のトッププロＤＪやアマチュアＤＪに幅広く愛用され、抜群のブランド力とマーケットシェアを有している。１４年３月期の部門売上高は約２１６億円。
　
　　パイオニアは、カーエレクトロニクス事業への経営資源の集中を加速し、それ以外の事業については外部資本の活用等を進め、抜本的な事業転換を図り、世界Ｎｏ．１の独立系カーエレクトロニクスメーカーを目指す。