三菱ケミHD、日本化成を株式交換で完全子会社化

三菱ケミカルホールディングス<4188>と日本化成<4007>は、完全子会社の三菱化学を完全親会社、日本化成を完全子会社とする株式交換契約の締結を発表した。株式交換の効力発生日は2017年1月1日。日本化成の普通株式1株に対して、三菱化学の親会社である三菱ケミHDの普通株式0.21株を割当て交付する。

日本化成は三菱ケミHDの傘下6事業会社（三菱化学、田辺三菱製薬、三菱樹脂、三菱レイヨン、生命科学インスティテュート、太陽日酸）である三菱化学が64.88％の株式を保有しており、三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの3事業会社統合を予定している中でグループ資源の最適配分による競争力及び収益力の向上を目指す。