株式会社フジは、株式会社ニチエーの会社分割による新設会社の全株式を取得することを決定し、ニチエーと株式譲渡契約を締結したことを発表した。

小売業を取り巻く環境は、少子高齢化と人口減少や業態を超えた販売競争の激化及び節約志向の定着などにより、年々厳しさを増していることを背景に、広島県備後地区を中心にスーパーマーケット11店舗を経営するニチエーの事業の承継に至った。

なお新設会社は、事業承継するニチエーの全11店舗及び関連施設に関わる資産・負債と 各種契約及び従業員を引き継ぐもので、設立後はフジ社がその全株式を取得することから、完全子会社として営業を継続し、地域に根差した営業活動を通じ、顧客支持を得られるよう努めていくとしている。