アキレス株式会社は、100％出資の連結子会社である崇徳有限公司の株式を第三者に譲渡することを決議し、譲渡契約を締結したことを発表した。

崇徳有限公司社は、連結孫子会社広州崇徳鞋業有限公司の100％出資会社として、広州崇徳鞋業有限公司が生産するシューズ製品に関する輸出入業務を行ってきた。しかしながら、中国の社会環境の変化や労務費の高騰などの影響に伴い業績が低迷しており、黒字化のための施策を実施してきたが、好転が見込めないことから、2016年にシューズ製品の生産を終了。その後、新規事業への転換の検討を進めてきたが、規制の強化などにより当該場所での新規事業を行うことが困難となったことから、崇徳有限公司及び広州崇徳鞋業有限公司の事業継続を断念し、親会社である崇徳有限公司の株式を売却することを決定したとしている。