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オリックス(8591)が、スペイン子会社でグローバル再エネ事業展開のElawan Energyを完全子会社化
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、80%の株式を保有※1するElawan Energy S.L.(本社:スペイン・マドリード、CEO:Dionisio Fernández Auray、以下「Elawan」)の全株式を取得することで合意した。
事業展開の目的と今後の展開
Elawanは、スペインをはじめとする欧州や北米・南米を中心に、14カ国において風力および太陽光発電所の開発・運営を行っている。
現在、1,290MWの稼働中プロジェクトのほか、約7.3GWの建設または開発中プロジェクトを有しており、世界各国で開発から運営まで一貫して手掛ける専門性と機能に強みを持つ。
オリックスは、海外での再生可能エネルギー事業展開を重要な経営戦略の一つとして掲げている。2021年3月にインドの大手再生可能エネルギー事業会社Greenko Energy Holdingsの株式20%強を取得※3したほか、2021年1月には再生可能エネルギー分野への投資も積極的に行う英国のオルタナティブ資産運用会社Gravis Capital Management Ltd.(以下「Gravis」)※4を買収した。今後Elawanは、欧州および米州での更なる事業拡大やグリーン水素※5事業などの新規事業の展開を図るとともに、保有資産の一部売却などキャピタルリサイクルを推進していく。
今回のElawan完全子会社化により、オリックスの再生可能エネルギー発電事業は、太陽光、風力、地熱、水力など、国内外で稼働中の設備容量合計約3.6GWとなる。2030年には、世界で約10GWまで拡大することを目指している。
オリックスは、これまでに培った経験や専門性をもとに、世界で再生可能エネルギー事業を展開し、持続可能な社会の実現に貢献していく。
※1 2021年7月27日付プレスリリース:スペイン本拠のグローバル再エネ事業会社Elawan Energyの買収を完了
※2 Elawanの経営陣に変更はありません。
※3 2021年3月8日付プレスリリース:インドの大手再生可能エネルギー事業者Greenko Energyの株式取得を完了
※4 2021年2月1日付プレスリリース:英国の資産運用会社Gravis Capital Managementの株式取得を完了
※5 再生可能エネルギーで水を電気分解して作る水素のこと。
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