シンクロ・フード(3963)、昆虫由来の動物飼料開発のシンガポールFlylabに出資

2023-03-20
株式会社シンクロ・フード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤代真一、東証プライム市場:3963、以下シンクロフードという)は、昆虫由来の動物飼料を開発するシンガポールのインセクトフードテックカンパニーである Flylab(本社:シンガポール、CEO:Nicolas Bery、以下 Flylabという)に出資した。




Flylabは、2021年11月にアメリカミズアブ(Black Soldier Fly、以下「BSF」)由来の昆虫タンパク質の研究・製造販売を目的として設立された。タイを拠点にBSFの培養、成分抽出、加工、製品化を行い、主に、水産業の養殖向けの魚の餌となる製品やペットフード向けのオイルを販売している。当該分野での研究開発は既に完了しており、垂直農法やAIを駆使した高度な生産技術を駆使し、食品安全性に関しては FDA(米国食品医薬品庁)等の基準を満たしていまる。現在、チェンマイのパイロット工場にて年間100トン規模の生産を行っているが、年間2,000〜4,000トンの生産量を確保するためバンコク近辺にて新たな工場建設を計画している。食料廃棄物を使ってBSFを培養し、また、生産工程全体での温室効果ガス排出量も少ないため、食品ロス対応や地球環境への配慮等、持続可能なエコシステムを実現している。

シンクロ・フードは、2022年7月にビジョン・ミッションをアップデートするとともに、サステナビリティの基本方針を策定した。
食品ロス、食糧生産、地球環境への配慮等、食の側面からSDGsへの意識を高めることにも意欲的に取り組んているが、
2022年10月の CRUST Group、2023年1月のWATAWASTEに続き、Flylabはサステナビリティ基本方針に則った3社目の投資先となる。

今後も食品ロスや食糧生産等の問題に真剣に取り組み、持続可能な社会の実現を目指していく方針だ。

Flylabについて

名称:FL feed PTE LTD
所在地:6 RAFFLES QUAY #11-07, SINGAPORE
代表者:Nicolas Bery
設立:1 November 2021, SINGAPORE
事業内容:タイを拠点にミズアブの培養、成分抽出、加工、製品化し、主には水産業の養殖向けに魚の餌となる製品やペットフード向けのオイルの販売を実施する。
 

株式会社シンクロ・フードについて

当社は、”多様な飲食体験から生まれるしあわせを、日本中に、そして世界へと広げる”というビジョンのもと、飲食店経営・運営を支援するプラットフォーム「飲食店ドットコム」を運営しています。テクノロジーを最大限に活用し、飲食店の出店開業・運営に必要な「ヒト・モノ・情報・サービス」など多様な選択肢をシンプル・スピーディに提供していくことで、飲食業界の発展・関わる人のしあわせに貢献してまいります。

【本社】 東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号 恵比寿サウスワン3階
【代表者】 代表取締役 藤代 真一
【上場市場】 東京証券取引所プライム市場

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