ＴＣＢ(２３５６)破産手続開始、負債総額２億５８２３万円

　　ダイワボウ情報システム <3107> 傘下のＴＣＢホールディングス <2356> は、２０日開催の取締役会において破産手続開始の申立てを行うことを決定し、同日、東京地方裁判所に対して破産手続開始の申立てを行い、受理され、同裁判所より破産手続開始決定がなされたと発表した。負債総額は９月３０日現在で約２億５８２３万円。

　　０９年に買収したフリーポート及びディーアンドアール・インテグレイツの買収による資金の流出で、資金繰りが逼迫したためとしている。ＴＣＢテクノロジーズ、フリーポート、ディーアンドアール・インテグレイツの３子会社については、破産手続の対象ではなく、通常営業を継続する。

　　ＴＣＢホールディングスの株式は、東京証券取引所より１０月２０日から１１月４日まで整理銘柄に指定され、１１月５日付で上場廃止となる。