テレフォニカ・エセ・アー <9481> とチャイナ・ユニコム（香港）は、２３日、強化戦略的提携契約を調印し、一定の事業分野でその戦略的協力関係を一段と強化し、深めることに合意するとともに、互いの普通株式に対し５００百万米ドル相当を投資することで合意した。

　　さらに、チャイナ・ユニコムがテレフォニカの株式資本に対して有する持分比率を考慮して、テレフォニカは、適用法および同社の定款上認められる範囲で、次期定時株主総会において、チャイナ・ユニコムが指名する取締役の任命を提案する意向だ。

　　現在の株価を前提とすれば、本件取引後、テレフォニカはチャイナ・ユニコムの議決権株式資本の約９．７％を、また、チャイナ・ユニコムはテレフォニカの議決権株式資本の約１．３７％を所有することとなる。