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2011-03-27
  富士火災海上保険 <8763> は、米国AIG傘下の損保会社チャーティスグループの買収目的会社であるチャーティス・ジャパン・キャピタル・カンパニー・エルエルシー(公開買付者)による普通株式及び新株予約権に対する公開買付け(TOB)が3月24日付で終了した。一連の手続を経て富士火災の株式は上場廃止となる。

  国内損害保険業界は、日本経済の低迷とともに成長が鈍化し、今後も人口減少の影響を大きく受けることが予想され、大手3社(東京海上ホールディングス <8766> 、MS&ADインシュアランスグループホールディングス <8725> 、NKSJホールディングス <8630> への統合が進み、大手3社で国内市場の約84%を占める超寡占状態になっている。各社は、グループ内の統合によるコスト競争力の強化と国内における生保事業の拡大と海外進出による生き残りを図っている。

  公開買付者を含むチャーティスグループは、変動する市場環境に対応していくため、富士火災海上保険がその顧客・営業基盤及びブランドを維持しつつチャーティスの完全子会社として、チャーティスのグローバルな経営資源及びチャーティスの持つブランド力、信用力、資本力を有効活用し、競争力の強化を図り、総合的な企業価値を向上させることを目指す。


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