三菱食品(７４５１)明治屋商事を吸収合併

　　三菱食品 <7451> は、１０月１日付で明治屋商事を吸収合併する。三菱商事 <8058> グループの食品中間流通事業子会社の経営統合の一環で、７月１日付で菱食が明治屋商事、サンエス、フードサービスネットワークの３社を株式交換により連結子会社化した上で、三菱食品へと商号変更していた。

　　まずは三菱食品と事業領域の重なりの大きい明治屋商事を吸収合併することにより、加工食品と酒類事業におけるシナジー効果の早期実現を見込む。サンエスとフードサービスネットワークの２社は、来年４月１日付で合併する予定だ。

　　国内食品流通市場を取り巻く環境は、不透明な経済の先行き、人口減少、少子高齢化の進展、デフレ基調継続、生活防衛型消費の定着により、消費構造の変化や多様化が進んでおり、食品製造業、小売業や外食事業と同様に、中間流通が果たすべき役割と機能も変化が迫られている。