Ｏａｋキャピタル <3113> は、日立 <6501> グループで情報・通信システム分野の中核を担う日立情報システムズとの間で、今年１２月より開始するスマートフォン向け次世代デジタル郵便事業の経営母体となるデジタルポスト（品川区）への資本参加と業務提携を行うことで合意したと発表した。日立情報は、デジタルポスト社の増資を引受け、１０％を出資する。

　　デジタル郵便事業は、普及するスマートフォン（高機能携帯電話）、携帯電話などモバイル端末やパソコンから手紙やオリジナルメッセージ付きプレゼントが送れるサービスから、法人向けのダイレクトメールやペーパーレス通信など、次世代の郵便機能（ハイブリッド機能）でサービスを展開するもの。

　　当該事業はＩＴ企業のフライトシステムコンサルティング <3753> 、ソフトフロント <2321> 、オンデマンド印刷事業展開の東京リスマチック <7861> が中心となり、共同事業として開始するもので、デジタル郵便事業にとって重要なシステム基盤やセキュリティ面を日立情報が担う。