JAL、A*Quantumへ出資し量子技術で全社DX推進
JAL、A*Quantumへ出資し量子技術で全社DX推進

日本航空株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:鳥取 三津子<9201>)は、同社CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)1号ファンド「Japan Airlines Innovation Fund」を通じ、株式会社エー・スター・クォンタム(東京都港区、代表取締役社長:船橋 弘路)へ出資した。株式会社エー・スター・クォンタムは、量子コンピューティング技術、数理最適化技術、および高速データ処理技術を活用し、複雑な業務課題の解決に取り組むスタートアップ企業である。本株式取得は2026年5月20日に発表された。
JALグループは、テクノロジーによる抜本的な業務変革を推進している。その一環として、2023年7月より株式会社JALエンジニアリングにおいて、株式会社エー・スター・クォンタムと共同で「航空機運航整備計画の自動最適化ツール」の開発を進め、2026年3月には正式運用を開始した。これにより複雑な計画策定において一定の成果を得ている。航空事業は、多岐にわたる複雑な制約条件の基で成り立っており、データ量の増加や人財確保における制約により、従来の経験則や既存システムだけでは迅速かつ最適な意思決定が困難になりつつある。今回の出資は、整備領域での実績を踏まえ、株式会社エー・スター・クォンタムの量子コンピューティング技術等を駆使した「実装力」を活用し、JALグループ全社的なDX推進と生産性向上、さらには新規事業創出へつなげることを目的としている。今後はJALデジタル株式会社を含むグループ各社とも連携し、将来的な外部へのソリューション提供の可能性についても検討していく。
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