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業界の定義

カラオケ業界は、カラオケ機器を製造するメーカーとカラオケ機器を利用してサービスを提供するディストリビューター、商社・販社、ユーザー(カラオケボックス、酒場など)、サービスを利用するエンドユーザー(歌い手)で構成されている。

カラオケ機器とは、事前に制作された伴奏の録音を個室で再生する機器のことを指す。カラオケボックスや酒場では、伴奏の楽曲を再生しエンドユーザーが歌唱や演奏する。



業界の特色
カラオケ業界イメージ画像

カラオケ業界の大きな特色としては、メーカーが2社に限られていることが挙げられる。メーカー2社がカラオケ機器をディストリビューターや商社・販社に納品し、それを直営のカラオケボックスで利用するケースと、ユーザーに賃貸借や販売するケースがある。ユーザーであるカラオケボックスは賃貸借した、もしくは購入したカラオケ機器を店舗に設置して、エンドユーザ-にサービスを提供する仕組みである。

カラオケは1970年代後半から娯楽として世間に認知され始め、当初はスナックやバーに付帯する設備であるイメージが強かったが、1980年代後半からはカラオケボックスという事業形態が新しく生まれた。身近で気軽にカラオケを楽しる環境が作られたことで、年齢性別を問わず幅広い層に受け入れられて急成長した。カラオケボックスは最初は貨物用のコンテナやプレハブを使用して営業していたが、次第にビルのフロア内にルームが作られる形が主流となり、都心でも続々と出店が進んだという背景がある。




市場の規模

一般社団法人全国カラオケ事業者協会「カラオケ白書2020」によると、2019年度の業務用カラオケのメーカー市場規模は618億円で、ユーザー市場規模は5,767億円であった。ユーザー市場規模の内訳は、カラオケボックス市場が約3,798億円、酒場市場が1,513億円、旅館・ホテル市場が44億円、その他の市場が412億円となっている。



業務用カラオケユーザーの市場規模
出典:https://www.karaoke.or.jp/05hakusyo/2020/p4.php






また、同調査によると、2019年のカラオケ参加人口は4,650万人で、施設数は9,344施設、総室数は12万9,200室であるが、カラオケ全盛期であった1996年は、カラオケ参加人口が5,690万人、施設数が1万4,810施設、総室数が16万680室であったため、いずれも大きく減少していることがわかる。




カラオケ参加人口とカラオケボックスルーム数の推移
出典:https://www.karaoke.or.jp/05hakusyo/2020/p1.php






カラオケボックス業界では、市場規模の縮小に対して大手事業者などが様々な対策を講じている。近年広まっていることとしては、繁華街を中心に出店をして規模を拡大することや、新しいサービスとしてライブビューイングや長編映像を楽しめる空間の提供などである。またカラオケとして利用するだけでなく、仕事の打ち合わせや、ママ会、女子会、フードメニューを拡充することで居心地の良い空間を提供するなどして、利用者の獲得を進めている。





課題と展望

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、店舗営業の休業や時短営業を余儀なくされたため、各社で売上が激減していると予想される。5月に解除された緊急事態宣言以降は順次営業が再開されたものの、外出を控える人が多いためカラオケボックスや酒場の利用客は減少している。特に都心の繁華街に店舗を構えるカラオケ店ではその影響が大きいため、売上回復の目処が立っていない状況である。
2020年の売上は前年から半減する見込みであり、現時点では2021年以降も非常に厳しい状態が予想されている。今後ローコストオペレーションの徹底は必須課題であり、その他にも新たな収益源の確保のために事業の多角化を行うことなどが事業存続に重要な課題となってくる。



カラオケ業界のM&A動向

カラオケ業界では、収益や営業エリアの拡大を目指した同業のM&Aや他業界への参入のためのM&Aに加え、日本で培ったノウハウを活用して海外展開を目指したM&Aを行うケースも多く見受けられる。

2018年、「カラオケ館」を展開する株式会社B&Vは、「シダックス」を運営するシダックス子会社のシダックス・コミュニティー株式会社をM&Aした。「シダックス」は、業界2位のカラオケボックスチェーン大手であったが、2018年3月期のカラオケ事業は10億3,800万円の赤字を計上した。株式会社B&Vはシダックス・コミュニティー株式会社に対して資金支援を実施し、既存店舗をリニューアルや業務や経営改善することで、店舗の効率化を図る方針であった。「シダックス」は郊外中心、「カラオケ館」は都心の繁華街中心のため、両者が共存し経営資源を互いに共有することでシナジー効果が期待された。

2014年、株式会社コシダカホールディングスは、シンガポールでカラオケチェーンを11店舗を展開するK BOX ENTERTAINMENT GROUP PTE LTDの全株式を取得し、M&Aした。2011年からは韓国でカラオケボックスの直営店を運営しており海外展開を進めていた。このM&Aは、東南アジア進出のきっかけとなり、2018年にはマレーシアでカラオケ店を展開している。海外市場でカラオケのニーズは極めて多く、日本でのノウハウを生かして海外でも事業拡大をしている。

2010年、ブラザー工業株式会社の子会社である株式会社エクシングは、カラオケ機器メーカーの株式会社BMBの全株式を取得し、M&Aした。株式会社エクシングと株式会社BMBは共に業務用・家庭用カラオケ機器の開発・販売を手がけており、ブラザー工業株式会社は「JOYSOUND」を、株式会社BMBは「UGA」を展開していた。「JOYSOUND」はデイ市場と呼ばれるカラオケボックスやホテル・旅館を得意分野とし、「UGA」はスナック・クラブ・居酒屋等、夜を専門に飲食営業するカラオケ設置店を得意分野としていたため、このM&Aで販売面での強力な補完関係を築くことになった。






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