TEL.03-6880-3800
受付時間:平日10:00~20:00
TEL.03-6880-3800
受付時間:平日10:00~20:00

メニュー

お問い
合わせ

03-6880-3800
受付時間:平日10:00~20:00
業界の定義

医薬品卸会社とは、医薬品をメーカーより仕入れ販売する専門商社を指す。

医薬品は、病院や調剤薬局などに販売する「医療用医薬品」と、ドラッグストアなどに販売する「一般医薬品」に分けられる。 医療用医薬品の9割以上は、製薬会社から「医薬品卸会社」を経由して医療機関や薬局に流通し、残り1割は製薬会社が直接販売する。 一般医薬品の5割は、製薬会社から「医薬品卸会社」を経由して薬局・ドラッグストアに流通し、残り5割は製薬会社が直接販売する。 医薬品業界の職種として、MSやMRという職種がある。MSは、Marketing Specialistの略で、医薬品卸会社の営業職のこと。MRとは、Medical Representativeの略で、製薬会社の営業職である。前者はマーケティングの観点から医薬品流通に携わり、後者はメディカルの観点から医薬情報の提供に携わることを職務とする。

業界の特色

再編が進んだ医薬品卸業界は、全国展開する大手4社(メディパル・アルフレッサ・スズケン・東邦)と地方の有力卸会社(バイタルケーエスケー・フォレスト・ほくやく竹山)に集約されている。

日本医薬品卸売業連合会の会員数は、1978年の615社から2019年には70社にまで再編により減少している。 しかし、再編によりスケールメリットが出ているはずが、医薬品卸の薄利体質は変わっていない。先の連合会の2019年3月期平均営業利益率は、何と1.12%だった。巨大化した大手4社も、メディパルが1.12%、アルフレッサが1.70%、スズケンが1.28%、東邦が.129%にとどまっている。


地方の有力3社にいたっては、バイタルエスケーが0.50%、フォレストが0.87%、ほくやく・竹山が1.05%と1%を切っている企業もある。 納入価格を引き下げて、薬価との差額(薬価差益)を収入として確保したい医療機関・薬局と、薬価引き下げにつながるため販売価格の引き下げを極力抑制したい製薬会社との間に挟まれた医薬品卸会社は利益を確保できないというのが業界の特色になってしまっている。

医薬品流通には「未妥協・仮納入」「総価取引」など特異な商習慣があり、これを改善すべく厚生労働省が2019年「流通改善ガイドライン」の運用を開始。運用開始以降多少の収益改善が見られる。

市場規模

国立国会図書館リサーチ・ナビによると、医薬品卸業界の2018年の市場規模は、9兆873億円となっている。

大手4社の売上げは、メディパルが3兆1819億円、アルフレッサが2兆6405億円、スズケンが2兆1323億円、東邦が1兆2221億円である。営業利益は、メディパルが498億円、アルフレッサが447億円、スズケンが272億円、東邦が157億円となっている。従業員数は、メディパルが13,868人、アルフレッサが12,076人、スズケンが15,585人、東邦が7,937人である。

売上規模別に見ると、50億円未満が58社(57%)で一番多く、
それ以外は50〜100億円が5社(5%)、100〜300億円が9社(9%)、300〜500億円が3社(3%)、500〜700億円が5社(5%)、700〜1000億円が17社(17%)である。従業員数別に見ると、10人以下の企業が10社(10%)、11〜50人の企業が35社(34%)、51〜100人が13社(13%)、101〜300人が15社(16%)、301〜500人が11社(11%)、501〜1000人が5社(5%)、1001〜3000人が8社(8%)、3001人以上が5社(5%)であり、従業員数100人以下の企業が50%を占めている。


課題と展望

医薬品卸業界は、東日本大震災を経て、物流システムの重要性を再認識した。
ロジスティクスは大きな資本を必要とし、今後も大手4社により高度に自動化されたシステム構築が進められると考えられる。独自開発は時間を必要とするため、時間を買うハイブリッドなM&Aが発生する可能性がある。 東邦は763店舗、スズケンは615店舗、アルフレッサは171店舗の調剤薬局をM&Aにより取得済みである。調剤薬局は、対物から対人へと変革を求められており、大手によるM&Aが非常に活発な業界である。医薬品卸3社が持つ店舗数を合わせると、業界最大手のアイングループ店舗数を大きく上回る。この3社の一手により調剤薬局業界は大きく変わる可能性がある。アインファーマシーの営業利益率は6%を超えており医薬品卸業界平均の6倍である。

医薬品卸業界のM&A動向

1992年日本医薬品卸売業連合会に加盟していた企業は351社だったが、2009年には114社に激減している。

この時点で大手4社に集約され、4社のシェアが90%を占めている。医薬品卸業界のM&Aはほぼ完了している。 医薬品はどこから買っても同じで商品の差別化はできない。納期・価格・サービスでも差別化はできず、もちろん品質での差別化も不可能である。そうするとM&Aを繰り返して規模を追求するしか生き残れなくなり、結果として4社に集約された。 では、規模の追求をしてどういうメリットが生まれたか。

1つは、流通網の確立である。安定供給のための設備を充実することができた。メディパルは、横浜市に最新の物流センターを稼働させることで医療機関から1箱の注文が入っても迅速に届けることができるようになり、患者を待たせない配送システムが整備された。こうした流通面の改革は、M&Aを繰り返して規模を追求することによって可能になった。

2つ目は、資本力がついたことにより水平統合によるM&Aから、垂直統合のためのM&Aを可能にすることになった。アルフレッサ・メディパル・東邦の3社は、3社共同で調剤薬局業界大手である阪神調剤薬局をM&A。また、スズケンと東邦はM&Aにより、中小の薬局を次々と傘下に収めている。

今後も水平統合から垂直統合へのM&Aは続くものと思われる。


弊社のM&Aご成約実績

  • 成約年数
    2018年6月
    対象会社(譲渡会社)
    医薬品卸
    地域:関東
    譲受会社
    医療機器卸
    地域:東北
    取引スキーム/問題点・概要
    株式譲渡
    譲渡企業は関東圏で後発医薬品原薬の商社事業を展開。優良な取引先を持ち業績は順調であったが、薬価改定に伴う将来の業績悪化懸念や後...
    実績詳細を見る
M&A案件情報

M&A譲渡(売却)案件情報

譲渡を検討している
企業様の情報です

非公開情報については、お問合せください

  • 詳細業種 イベント機材レンタル
    所在地 関東
    概算売上 約7億円
    希望金額 応相談
    スキーム 株式譲渡
    案件詳細を見る
  • 詳細業種 システム開発
    所在地 関東
    概算売上 10億以上
    希望金額 応相談
    スキーム
    案件詳細を見る
  • 詳細業種 一般貨物運送
    所在地 九州
    概算売上 11億円
    希望金額 1億円
    スキーム 株式譲渡
    案件詳細を見る
  • 詳細業種 物流業(食品・印刷物等)
    所在地 四国
    概算売上 2億円
    希望金額 応相談
    スキーム 株式譲渡
    案件詳細を見る
  • 詳細業種 建設業
    所在地 中部
    概算売上 15億円
    希望金額 応相談
    スキーム 株式譲渡
    案件詳細を見る
  • 詳細業種 ケータリング
    所在地 関東
    概算売上 5億円
    希望金額 応相談
    スキーム 株式譲渡
    案件詳細を見る
  • 詳細業種 電気通信工事業
    所在地 近畿
    概算売上 非公開
    希望金額 応相談
    スキーム 株式譲渡
    案件詳細を見る
  • 詳細業種 空調設備工事
    所在地 近畿
    概算売上 5億円
    希望金額 1億円
    スキーム 株式譲渡
    案件詳細を見る
  • 詳細業種 基礎工事・地盤改良工事等
    所在地 中部
    概算売上 5億円
    希望金額 応相談
    スキーム 株式譲渡
    案件詳細を見る

M&A買収ニーズ情報

譲受を検討している
企業様の情報です

非公開情報については、お問合せください

M&Aキャピタル
パートナーズが

選ばれる理由

私たちには、オーナー経営者様の
決心にこたえられる理由があります

納得の料金体系

着手金や月額報酬を
いただくことなく、
お相手企業と基本合意にいたるまで、無料で支援いたします。

安心の専任担当制

検討初期から成約まで
オーナー経営者様専任の
コンサルタントが
寄り添います。

信頼の東証一部上場

東証一部上場の信頼性と、
独自のデータ基盤の
活用により、ベストな
マッチングをご提供。

まずはお気軽にご相談ください(秘密厳守)

TEL.03-6880-3800
受付時間:
平日10:00~20:00

お問い
合わせ

03-6880-3800
受付時間:平日10:00~20:00