メディパルHD(7459)が、住友ファーマ(4506)傘下の住友ファーマフード&ケミカルを買収

2022-12-01
株式会社メディパルホールディングス(東京都中央区、代表取締役社長:渡辺 秀一 、以下、 ディパルホールディングスという)は、住友ファーマ株式会社(大阪市中央区、代表取締役社長:野村 博、以下、 住友ファーマという)との間で、同社の完全子会社である住友ファーマフード&ケミカル 株式会社(大阪市北区、代表取締役社長:原 信行、以下、住友ファーマフード&ケミカルという) の全株式を取得(以下、本株式取得という)する契約を締結した。

なお、本株式取得の実行は、独占禁止法に基づく規制当局の承認その他クロージング条件の充 足を条件としている

本株式取得の目的

ディパルホールディングスグループは「流通価値の創造を通じて人々の健康と社会の発展に貢献します。」という経営理念のもと、「Change the 卸 Forever」と題した 2027年3月期を最終年度とする中期ビジ ョンに沿って、「医療と健康、美」の事業フィールドにおいて活動を展開しており、本中期ビジョンにおいて、健康寿命の延伸ニーズや、予防・未病への関心の高まりに対する取組みの強化・充実を掲げている。
住友ファーマフード&ケミカルは「食品素材から化学品原料まで幅広い領域で、社会から求め られる新たな価値を継続的に生み出すことにより、『人々の健康と生活文化の向上』に貢献します。」 との企業理念のもと、食品素材から化成品まで幅広い領域で「『役に立つ』を揃えます。」をスロ ーガンとして事業活動を展開する。同社は、食品素材事業において、自社にて研究開発 した天然由来の多糖類※1やヘルシーな機能性素材※2などを国内外に幅広く提供する。天然由来の多糖類は、国内の高齢者人口の増加に伴い需要が伸びている介護食・流動食などにも用いられ、人々の健やかな生活を支える。 このように生活は食から始まるという「医食同源」の精神を体現している住友ファーマフード &ケミカルがディパルホールディングスグループに加わることは、中期ビジョンの実現に資するもので あることに加え、同社の高い研究開発力から創出された競争力のある製品とディパルホールディングスグループが有する広範な流通ネットワークを掛け合わせることにより、高いシナジーが期待できるものと考えている。

また、同社の化成品事業は、医薬品原料事業、化粧品原料事業、コーティング材料・工業薬品 事業、電子薬剤事業の4事業で構成されており、いずれにおいても競争力の高い商品を幅広くラインナップしている。これらについても、当社グループの日本全国の販売網および高度な物流力などを活かしサプライチェーンを強靭化することは、ディパルホールディングスグループ事業の成長に資するものであると考えている。
ディパルホールディングスグループは住友ファーマフード&ケミカルのグループインにより、両社の事業価値を新た に創造し、より多くの人々にその価値を提供してゆく。

※1 多糖類:グルコースやマンノース等の単糖が長くつながったものの総称で、広義では 10 個以上の単糖が結 合することで構成されている炭水化物を指す。たれ・ソース・ドレッシング・佃煮・ゼリー・プリン・アイ スクリームなどの加工食品にユニークな食感を付与したり、つくりたての状態を保持するなどの機能を有するとともに、嚥下困難者の皆さま向けの食品にも活用されている。また、近年では、化粧品など、食品以 外の商品にも用いられる。 ※2 機能性素材:健康食品や飲料等に使用されるオリジナルの食物繊維類。

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