スモールM&Aとは? メリット・デメリットや進め方、検討時のポイントを解説

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スモールM&Aについて

スモールM&Aとは、中小企業や小規模事業者、個人事業などを対象に、小規模な会社・店舗・事業単位で行われるM&Aのことです。法律上の明確な定義はありませんが、比較的小規模な会社や事業の承継・取得を指す言葉として使われ、マイクロM&Aと呼ばれることもあります。後継者不在の解決や事業拡大などの文脈で検討される点が特徴です。

M&Aというと、上場企業や大企業による買収・合併をイメージする方も少なくありません。しかし近年は、中小企業や小規模事業者、個人事業などを対象にした「スモールM&A」も広がっています。

スモールM&Aは、主に後継者不足の解決や事業拡大などを目的に実施されます。ただし、取引規模が小さくても、手数料や契約手続き、取引関係の引き継ぎなど、注意すべき点は少なくありません。

本記事では、スモールM&Aの意味や注目される背景、メリット・デメリット、主な手法、流れ、費用、相談先をわかりやすく解説します。

また、M&Aの意味と基本知識について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。


スモールM&Aとは

スモールM&Aとは何か(規模の目安と対象例)を示す図

スモールM&Aとは、中小企業や小規模事業者、個人事業などを対象に、小規模な会社・店舗・事業単位で行われるM&Aのことです。

スモールM&Aは小規模な会社・事業を対象とするM&A

スモールM&Aには、法律上の明確な定義があるわけではありません。事業者や支援機関によって対象とする規模は異なりますが、一般的には比較的小規模な会社や事業を対象とするM&Aを指す言葉です。マイクロM&Aと呼ばれることもあります。

取引規模も一律ではありませんが、年間売上高が数千万〜数億円程度、従業員数が数名〜30名程度の小規模な会社や事業が該当するとされています。

スモールM&Aの対象となる会社・事業

スモールM&Aの対象となる会社・事業は幅広いです。例として地域密着型の飲食店や美容室、町工場、Webサイト、ECサイトなどが挙げられます。後継者不在に悩む小規模事業者の事業承継や、個人・中小企業による新規事業の取得などで活用されています。

スモールM&Aに注目が集まる背景

近年、中小企業や小規模事業者にとっても、M&Aは事業承継や成長戦略の一つとして活用されるようになっています。

背景にあるのが、後継者不足の問題です。中小企業庁の「2026年版 中小企業白書」では、後継者不在率は減少傾向にある一方、60歳以上の経営者が過半数を占めているとされています。親族内承継従業員承継が難しい企業にとって、第三者へ事業を引き継ぐM&Aは事業継続の選択肢となります。

実際に独立行政法人中小企業基盤整備機構の発表では、2024年度の第三者承継に関する相談者数は16,045名、成約件数は2,132件と過去最高を更新しました。支援機関や公的相談窓口、マッチングサービスの整備も、小規模な会社や事業がM&Aを検討しやすくなっている背景といえるでしょう。

スモールM&Aの目的・メリット

スモールM&Aは、売り手・買い手の双方にとってメリットがあります。立場ごとに目的や活用方法が異なるため、それぞれの観点から整理して解説します。

売り手側の目的・メリット

スモールM&Aは、売り手側にとってさまざまなメリットをもたらします。後継者不在の問題の解決や個人保証の負担軽減など、主な3つのメリットを紹介します。

後継者不在の問題を解決し、事業や雇用を継続できる

スモールM&Aを活用すれば、親族内や社内に後継者がいない場合でも、第三者へ事業を引き継ぐことができます

現在、中小企業では経営者の高齢化と後継者不足が深刻化しており、十分な収益が出ているにも関わらず、休廃業や解散(黒字廃業)を選択せざるを得ないケースが少なくありません。

スモールM&Aを活用して第三者に事業を譲渡することで、親族内や社内に後継者がいない場合でも、長年築き上げた事業や、従業員の雇用、取引先との関係を維持したまま会社を存続させることができます。

個人保証や担保提供の負担を軽減できる

スモールM&Aでは、交渉や契約内容によって、経営者個人の保証(個人保証)や担保提供の負担を軽減できる可能性があります

中小企業の資金調達では、経営者に対して個人保証や自宅などの担保提供が求められることが多く、これが経営者にとって大きな心理的・経済的負担となっています。

スモールM&Aで事業を譲渡する際、交渉次第でこれらの個人保証や担保を買い手企業に引き継いでもらったり、解除したりすることが可能です。結果として、経営から退く際のリスクや重圧を抑えることができます。

事業の価値を現金化できる

スモールM&Aでは、これまで育ててきた事業の価値を、譲渡対価として現金化できる可能性があります。顧客基盤やノウハウ、ブランド、収益力などが評価されれば、買い手から対価を受け取ることができます。

譲渡対価から税金や専門家費用などを差し引いたうえで手元に資金が残る場合は、創業者利益として、リタイア後の生活資金や資産形成、新たなビジネス・投資の元手などに活用できるでしょう

買い手側の目的・メリット

買い手側にとっても、スモールM&Aには多くのメリットがあります。少ない初期投資で事業を取得できるだけでなく、立ち上げにかかる時間の短縮や既存資産の活用など、主な3つのメリットを紹介します。

比較的少ない投資で事業を取得しやすい

スモールM&Aは一般的なM&Aと比べて取引金額が小さく、少額で買収できる点が特徴です。規模の大きなM&Aでは買収額が数億円以上になることもありますが、スモールM&Aであれば数十万円~数百万円規模で買収できるケースもあります。そのため、大企業だけでなく、手元資金が限られている中小企業や、個人投資家、独立・起業を目指す会社員でも事業買収に参入しやすいというメリットがあります。

新規参入や事業拡大にかかる時間を短縮できる

スモールM&Aでは、既に事業基盤のある会社や事業を取得することで、新規参入や事業拡大にかかる時間を短縮しやすくなります。ゼロから事業を立ち上げる場合、顧客獲得や設備投資、人材採用などに時間とコストがかかります。既存事業を引き継げれば、一定の顧客基盤や業務体制を活用しながら、スピーディーな事業展開が可能です。

既存の顧客基盤・人材・ノウハウを引き継げる

スモールM&Aでは、対象企業が既に確立している顧客基盤や取引先関係、従業員(人材)、ノウハウ、技術、設備などを取得・活用できます。ゼロから事業を立ち上げる場合と比べて、既存の事業基盤を活かしながら運営を始めやすい点は、買い手側にとって大きなメリットです。

特に、後述する「株式譲渡」の手法では、会社そのものの経営権を引き継ぐため、取引先との契約や従業員との雇用関係、許認可などを維持しやすい傾向があります。その結果、事業運営を有利に進めることが可能です。

スモールM&Aのデメリット

スモールM&Aには多くのメリットがある一方、注意すべきデメリットも存在します。取引規模が小さいからこそ生じやすい課題を、主な3つの観点から解説します。

手数料の負担が大きくなりやすい

取引金額が小さいスモールM&Aでは、仲介会社や専門家に支払う費用の割合が、譲渡価格に対して相対的に大きくなりやすく、負担になる場合があります。特に、M&A仲介会社によっては最低手数料が設定されているため、少額の取引であっても一定の費用が発生します。そのため、売り手側は手残り額、買い手側は取得後の回収期間も踏まえて、費用対効果を確認することが重要です。

なお、具体的な費用の内訳や手数料の考え方については、後述の「スモールM&Aにかかる費用」で解説しています。

マッチングや交渉が難航しやすい

スモールM&Aでは、財務資料や契約書類の整備、法務・税務を含む情報開示の準備が不十分なケースが少なくありません。正確な情報を提示できない場合、マッチングや条件交渉が難航しがちです。

また、準備不足のまま契約を締結してしまうと、後に認識のズレやトラブルに発展するリスクがあります。規模が小さい企業だからこそ、事前の情報整理をしっかりと行い、必要に応じて専門家の支援を受けながら進めることが大切です。

経営者や従業員への依存度が高いと、マッチング・交渉が難航する可能性がある

小規模事業者においては、オーナー経営者や特定の従業員に、顧客対応、取引先との関係、業務ノウハウなどが集中しているケースが少なくありません。このように、事業が特定の人物に依存している場合、M&Aに際して、その人が退任・離職した後も事業を継続できるのか、買い手が判断しにくくなります。その結果、買い手が見つかりにくくなったり、譲渡価格や引き継ぎ条件の交渉が難航したりする可能性があります。

スピーディーなマッチングやM&A後の安定した事業継続のためにも、契約前から業務内容や顧客対応の方法を整理し、引き継ぎ期間や役割分担を明確にしておくことが大切です。

スモールM&Aの手法

スモールM&Aの手法には、株式譲渡と事業譲渡があります。会社を丸ごと承継する場合は株式譲渡、対象資産や契約を選んで柔軟に計画する場合は事業譲渡が選択されます。

株式譲渡

株式譲渡は、既存株主が保有株式を第三者へ売却し、会社の経営権そのものを引き継ぐ手法です。取引先との契約、許認可、従業員の雇用などの権利義務が包括的に承継されるため、手続きは比較的シンプルに済みます。顧客や従業員に与える影響が小さく、円滑な引き継ぎが期待できるのも特徴です。

ただし、過去の負債や簿外債務、将来の労務・訴訟リスクなど、隠れたリスクを承継してしまう可能性があります。これを避けるためには、デューデリジェンスの徹底が不可欠です。

事業譲渡

事業譲渡は、会社そのものではなく、会社が保有する事業の一部または全部を切り出して譲渡する手法です。すべての権利義務を包括的に承継する株式譲渡とは異なり、事業譲渡では「採算事業のみを切り出す」「不要な負債を含めない」などの柔軟な設計が可能です。個人による小規模事業の買収でリスクを限定したい場合などに適しています。

ただし、取引先や従業員との契約を個別に結び直す必要があるため、実務負担が大きくなりやすい点には留意しなければなりません。

スモールM&Aの流れ

スモールM&Aの流れを6ステップで示す図

スモールM&Aの基本的な流れは、以下のとおりです。

各プロセスについて、詳しく見ていきましょう。

1.事前準備

はじめに、スモールM&Aによって「何を・なぜ譲渡するのか」を明確にしましょう。売却対象や希望条件、譲れないポイントなどをはっきりさせることで、相手企業の選定や条件交渉がスムーズになります。

あわせて、財務三表や資産・負債、契約・許認可の棚卸し、自社の強み(顧客基盤、立地、ノウハウ、人材)の洗い出しを行います。専門家に依頼する場合は、仲介会社やM&Aアドバイザーとの契約も必要です。

2.相手企業の選定

仲介会社や専門家の支援のもと、買い手となる相手の選定を行います。

この段階では、業種・地域・事業規模・シナジーなどをもとに候補をロングリスト化し、条件適合度と実行力でショートリストへ絞り込みます。

初期の接触では、企業名を伏せたノンネームシートを用いて、関心を持ってくれる相手に打診するのが基本です。その後は、事業内容や経営方針などを多角的に確認しながら、信頼できる相手か否かを見極めます。

3.条件交渉

買い手候補が決まったら、具体的な条件交渉を始めます。まず、経営者同士の面談で事業への考え方や相性を確認し、その後、譲渡価格、引き継ぎ方法、従業員の雇用継続、M&Aスキーム(株式譲渡や事業譲渡)などの主要条件をすり合わせましょう。

交渉は、買い手から提出される意向表明書(LOI)をもとに進めます。価格交渉は意見が分かれやすいため、事前に事業価値を客観的かつ正確に評価しておくと、着地点を見つけやすくなるでしょう。大枠がまとまったら、基本合意書(MOU)を取り交わします。

4.デューデリジェンス

デューデリジェンスとは、買い手が売り手の実態を確認するために実施する調査です。デューデリジェンスの調査対象は、財務・税務・法務に加え、契約・許認可・労務・知財・環境・顧客集中・簿外債務の有無など、多岐にわたります。

デューデリジェンスの結果によっては、価格や契約条件、補償条項などの見直しが行われる場合があります。売り手側は、誠実で一貫した情報開示を心がけなくてはなりません。

5.契約の締結

条件交渉がまとまり、デューデリジェンスの結果も反映したら、最終契約を締結します。この際、スキームに応じて、株式譲渡契約書(SPA)または事業譲渡契約書を作成しなければなりません。契約書には、譲渡対象・対価・決済方法・譲渡日などの基本事項に加え、契約解除や損害賠償、クロージング条件などを規定します。

将来のトラブルを避けるため、弁護士などの専門家と連携し、条項の整合性、履行可能性、スケジュールの現実性を厳格にチェックしましょう。

6.クロージング・PMI

クロージングでは、契約内容に沿って経営権や資産の引き渡しを行います。株式譲渡であれば、株式の移転と対価の支払いにより法的にM&Aが成立します。

クロージング後に行うのは、売り手と買い手の組織や業務を統合するPMI(Post Merger Integration)です。業務フローや人事制度などのすり合わせを通じて、シナジーを発揮できる体制を整えます。

PMIでミスがあると、取引先との関係悪化や、従業員の大量離職などのトラブルを招き、期待していたシナジーを得られなくなる可能性があります。そのため、M&Aの規模に関わらず丁寧に行わなければなりません。

スモールM&Aの相談先

スモールM&Aの成功の鍵は、自社の目的と条件に適合する相手を見つけることです。そのためには、自社の状況・目的に応じた相談先やマッチング手段を選ぶことが欠かせません。

相談先・マッチング手段ごとの特徴と注意点は以下のとおりです。

種類 特徴 注意点
M&A仲介会社
  • 買い手・売り手の間に立ち、交渉から契約まで一貫してサポート
  • 経験・ノウハウが豊富で成約まで安心して任せられる
  • 成功報酬など手数料が発生する
事業承継・引継ぎ支援センター
  • 全国に相談窓口があり地方都市でも相談しやすい
  • 第三者目線の公平なアドバイスがもらえる
  • 手がけるM&Aは事業承継を目的としている
  • 大規模なM&Aや複雑なスキームには対応できない
商工会議所などの団体組織
  • 中小企業同士のM&Aに強い
  • 地域密着型で相談しやすい
  • 商工会議所の会員になるために費用がかかる
  • サービスの質やスピードが民間企業より劣る可能性がある
M&Aマッチングサイト
  • オンラインで案件を検索・打診できるプラットフォーム
  • 手軽に始められ、手数料を抑えられることが多い
  • 相手との交渉・契約は基本的に自分で行う必要がある

M&Aの相談先として考えられる機関や専門家の特徴、依頼先選びのポイントは以下の記事で詳しく解説しています。

スモールM&Aにかかる費用

スモールM&Aでは、仲介手数料や専門家費用、税金など、さまざまな費用が発生します。取引規模が小さい場合でも一定の費用がかかるため、事前に内訳を把握しておくことが大切です。

M&A仲介会社・FAへの手数料

スモールM&Aでかかる費用の中心となるのが、M&A仲介会社やFAに支払う手数料です。主な費用には、着手金中間報酬月額報酬、成功報酬などがあります。

成功報酬は、取引金額などに一定の料率をかける「レーマン方式」で計算されることが多く、低額帯でも一定の料率が適用されます。各社の料金体系によっては最低手数料が設定されていることも少なくありません。そのため、取引金額が小さい案件では手数料の負担が相対的に大きくなる場合があります。

手数料の算定基準が株式価値なのか、企業価値や移動総資産なのかによっても費用は変わります。売り手側は最終的な手残り額、買い手側は取得後の利益率や投資回収期間を踏まえて、事前に費用対効果を確認しておくことが大切です。

弁護士・税理士など専門家への依頼費用

M&Aでは、契約書の作成・確認、税務処理、財務・法務・税務デューデリジェンスなどを専門家に依頼する費用が発生します。マッチングサイトなどを利用して当事者同士で交渉する場合でも、契約内容や税務上の取扱いに不備があると、後日トラブルにつながる可能性があります。費用を抑えたい場合でも、重要な論点については弁護士や税理士、公認会計士などに確認してもらうことが望ましいです。

税金・登記費用など案件に応じて発生する費用

M&Aの手法や対象資産によっては、税金、登記費用、不動産鑑定費用、許認可の申請費用などが発生します。例えば、株式譲渡か事業譲渡かによって、売り手・買い手に発生する税金の種類や負担は異なります。

また、経営者保証や担保の解除・切り替えが必要な場合は、金融機関との調整が必要になることもあるでしょう。譲渡価格だけで判断せず、専門家費用や税金を含めた手残り額・総負担額を確認することが大切です。

スモールM&Aを検討する際のポイント

スモールM&Aを成功させるには、相手の見極めや情報整理、専門家の活用など、事前の準備と適切な進め方が重要です。主な3つのポイントを解説します。

売却・買収後の事業継続を見据えて相手を見極める

スモールM&Aでは、売却・買収後の事業継続を見据えて相手を見極めることが大切です。買い手側は、表面的な売上や利益だけでなく、売却理由、顧客基盤、従業員の定着状況、既存事業との親和性などを確認することが重要です。一方、売り手側も、提示された条件だけで判断するのではなく、買い手が事業を継続・成長させる意思や体制を持っているかを見極める必要があります。さらに、価格条件に加え、今後の経営方針や従業員・取引先への向き合い方も確認しておくと良いでしょう。

財務・契約・許認可などの情報を整理する

小規模な会社や事業では、財務資料や契約書、許認可、労務関係の情報が十分に整理されていないケースもあります。情報開示が不十分なまま交渉に進むと、買い手が事業価値やリスクを判断しにくくなり、価格交渉や条件調整が難航する可能性があります。

事前に、決算書や試算表、主要な契約書、借入金や保証の状況、従業員の雇用条件、許認可の有無などを棚卸ししておきましょう。あわせて、経営者や特定の従業員に依存している業務も整理しておくと、M&A後の引き継ぎ方法を検討しやすくなります。

専門家や支援機関のサポートを受けながら進める

前述のとおり、スモールM&Aは取引規模こそ小さいものの、財務・法務・税務の確認、条件交渉、契約書の作成、従業員や取引先への説明、M&A成立後の引き継ぎなど、専門的な対応が必要になる場面が多くあります。特に、情報開示が不十分なまま交渉を進めたり、契約内容を十分に確認しないまま締結したりすると、後のトラブルにつながる可能性があります。

相談先を選ぶ際は、スモールM&Aの実績、法律・会計・税務への対応力、料金体系の明確さ、情報管理体制、担当者とのコミュニケーションの取りやすさを確認しましょう。費用の安さだけで判断するのではなく、自社の目的や課題に合った支援を受けられるかを見極めることが大切です。

まとめ

スモールM&Aは、後継者不足の解決や事業拡大の手段として、中小企業や個人にとっても身近な選択肢となっています。メリットを最大限に活かすためには、手数料や税金などの費用を事前に把握したうえで、専門家のサポートを受けながら準備を進めることが大切です。



よくある質問

  • スモールM&Aとは何ですか?
  • スモールM&Aとは、中小企業や小規模事業者、個人事業などを対象に、小規模な会社・店舗・事業単位で行われるM&Aのことです。法律上の明確な定義はなく、取引金額や企業規模の目安は支援機関や事業者によって異なります。
  • スモールM&Aと一般的なM&Aの違いは何ですか?
  • スモールM&Aは、一般的なM&Aに比べて取引金額や対象企業の規模が小さい点が特徴です。中小企業や個人事業、店舗、Webサイトなども対象になりやすく、後継者不在の解決や小規模な事業取得の手段として活用されることがあります。
  • スモールM&Aにはどのような手法がありますか?
  • スモールM&Aの主な手法には、株式譲渡と事業譲渡があります。株式譲渡は会社の経営権を丸ごと引き継ぐ方法で、事業譲渡は会社の一部または全部の事業を切り出して譲渡する方法です。対象や目的に応じて適した手法は異なります。
  • スモールM&Aにかかる費用はどのくらいですか?
  • スモールM&Aでは、M&A仲介会社やFAへの手数料、弁護士・税理士など専門家への依頼費用、税金や登記費用などが発生します。取引金額が小さくても最低手数料が設定されている場合があるため、事前に総費用を確認することが重要です。
  • 個人でもスモールM&Aで事業を買収できますか?
  • 個人でもスモールM&Aによって事業を買収できる場合があります。比較的小規模な店舗やWebサイト、個人事業などは、独立や起業を目指す個人の買収対象になることがあります。ただし、譲渡価格だけでなく専門家費用や税金を含めた総負担額を確認し、事業運営の見通しを十分に整理することが重要です。
  • スモールM&Aはどこに相談すれば良いですか?
  • スモールM&Aの相談先には、M&A仲介会社、事業承継・引継ぎ支援センター、商工会議所などの団体組織、M&Aマッチングサイトなどがあります。相談先によって支援内容や費用、得意領域が異なるため、自社の目的や状況に合う窓口を選ぶことが大切です。
  • スモールM&Aで注意すべき点は何ですか?
  • スモールM&Aでは、手数料負担、情報開示の不足、条件交渉の難航、経営者や従業員への依存度の高さなどに注意が必要です。小規模なM&Aでも財務・法務・税務や契約面の確認は欠かせないため、専門家や支援機関のサポートを受けながら進めることが重要です。

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