M&A調査レポート 1月31日は「生命保険の日」
保険事業経営者に経営者意識調査を実施

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先行き懸念が高まる保険業界
全体の50%が、取引先・知人の会社から
パートナーシップのご提案を受けたことがある

※2023年01月31日時点の調査結果 1月31日は「生命保険の日」保険事業経営者に経営者意識調査を実施
調査結果について

今回は、保険事業の経営者104名に、保険事業の経営戦略に関する経営者意識調査を実施しました。

多くの保険事業者が、新型コロナウイルスの影響により保険事業の営業形態は変えていないことがわかりました。
直近の顧客からの保険相談は、「保障型」が多い傾向にあり、また新規顧客開拓については、お客様経由によるご紹介となりました。
現在の経営課題は、属人性の高いビジネスのため「人材採用」が挙げられ、保険業界における人材不足が垣間見える結果となりました。

■調査概要

  • 《業界別調査》
  • 調査名称:保険事業の経営戦略に関する経営者意識調査
  • 調査方法: IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間: 2023年1月25日~同年1月26日
  • 有効回答: 保険事業の経営者104名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

■利用条件

  1. 1.情報の出典元として「M&Aキャピタルパートナーズ株式会社」の名前を明記してください。
  2. 2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
    URL:https://www.ma-cp.com/
主な調査結果

Q1新型コロナウイルス感染症の影響により保険事業の営業形態を変えましたか。

約7割が、新型コロナウイルス感染症の影響による保険事業の営業形態に変更なし

「Q1.新型コロナウイルス感染症の影響により保険事業の営業形態を変えましたか。」(n=104)と質問したところ、「はい」が27.9%、「いいえ」が70.2%という回答となりました。

新型コロナウイルス感染症の影響により保険事業の営業形態を変えましたか。への回答のグラフイメージ

Q2現在の保険事業の主な営業形態を教えてください。

現在の保険事業の主な営業形態、「訪問型」が78.8%

「Q2.現在の保険事業の主な営業形態を教えてください。」(n=104)と質問したところ、「訪問型」が78.8%、「来店型」が7.7%という回答となりました。

現在の保険事業の主な営業形態を教えてください。への回答のグラフイメージ

Q3直近の顧客からご相談を受けるケースの最も多い保険の取り扱い種類について教えてください。

直近の顧客から相談されるケースの最も多い保険、約4割が「保障型」

「Q3.直近の顧客からご相談を受けるケースの最も多い保険の取り扱い種類について教えてください。」(n=104)と質問したところ、「貯蓄型」が20.3%、「保障型」が36.5%という回答となりました。

直近の顧客からご相談を受けるケースの最も多い保険の取り扱い種類について教えてください。への回答のグラフイメージ

Q4直近の新規顧客開拓の主な取り組みについて教えてください。

直近の新規顧客開拓、「ご紹介(お客様経由)」が84.6%で最多

「Q4.直近の新規顧客開拓の主な取り組みについて教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「ご紹介(お客様経由)」が84.6%、「ご紹介(従業員経由)」が17.3%、「自社HP等によるお問い合わせ」が6.7%という回答となりました。

直近の新規顧客開拓の主な取り組みについて教えてください。への回答のグラフイメージ

Q5会社の経営課題について教えてください。

会社の経営課題、「人材採用」や「人材教育」などの声

「Q5.会社の経営課題について教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「人材採用」が35.6%、「人材教育」が32.7%、「顧客との関係性構築」が26.9%という回答となりました。

会社の経営課題について教えてください。への回答のグラフイメージ

Q6保険事業を成長させるために、重要になると考えるポイントを教えてください。

保険事業を成長させるための重要ポイント、「顧客との信頼関係構築」が62.5%で最多

「Q6.保険事業を成長させるために、重要になると考えるポイントを教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「顧客との信頼関係構築」が62.5%、「人材教育」が40.4%、「人材採用」が31.7%という回答となりました。

保険事業を成長させるために、重要になると考えるポイントを教えてください。への回答のグラフイメージ

Q7法改正(生命保険業界のバレンタインショック・少額短期保険の保険金額の経過措置等)、自動車のEV化等の影響で保険業界の先行きに対してはいかがでしょうか。

保険業界の先行きに対して、48.1%が「暗い」と回答

「Q7.法改正(生命保険業界のバレンタインショック・少額短期保険の保険金額の経過措置等)、自動車のEV化等の影響で保険業界の先行きに対してはいかがでしょうか。」(n=104)と質問したところ、「現状維持」が31.7%、「暗い」が48.1%という回答となりました。

法改正(生命保険業界のバレンタインショック・少額短期保険の保険金額の経過措置等)、自動車のEV化等の影響で保険業界の先行きに対してはいかがでしょうか。への回答のグラフイメージ

Q8実際に保険メーカー・取引先・知人の保険代理店等から、パートナーシップのご提案を受けたことがありますか。

半数の保険事業の経営者が、パートナーシップのご提案を受けた経験あり

「Q8.実際に保険メーカー・取引先・知人の保険代理店等から、パートナーシップのご提案を受けたことがありますか。」(n=104)と質問したところ、「はい」が50.0%、「いいえ」が50.0%という回答となりました。

実際に保険メーカー・取引先・知人の保険代理店等から、パートナーシップのご提案を受けたことがありますか。への回答のグラフイメージ

Q9実際にご自身の周りで他社とパートナーシップのご経験された保険事業の経営者はいらっしゃいますか。

54.8%が、周りで他社とパートナーシップの経験をしている保険事業の経営者が「いる」と回答

「Q9.実際にご自身の周りで他社とパートナーシップのご経験された保険事業の経営者はいらっしゃいますか。」(n=104)と質問したところ、「はい」が54.8%、「いいえ」が45.2%という回答となりました。

実際にご自身の周りで他社とパートナーシップのご経験された保険事業の経営者はいらっしゃいますか。への回答のグラフイメージ

Q10仮にパートナーシップをご検討した場合、解決したい経営課題について教えてください。

パートナーシップを検討して解決したい経営課題、約4割が「事業承継に関する課題解決」と回答

「Q10.仮にパートナーシップをご検討した場合、解決したい経営課題について教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「事業承継に関する課題解決」が39.4%、「人材教育」が27.9%、「販路の拡充」が27.9%という回答となりました。

仮にパートナーシップをご検討した場合、解決したい経営課題について教えてください。への回答のグラフイメージ

まとめ

保険事業を成長させるためには、「顧客との信頼構築」が欠かせません。
しかし、顧客との信頼構築をするためには、優秀な人材確保が必要となってきます。この課題に、自社内だけで取り組むのではなく、他社とのパートナーシップを検討してみることで、経営課題解決の糸口が見つかる可能性がありそうです。

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監修者プロフィール
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社広報室 室長齊藤 宗徳
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 広報室 室長
株式会社レコフ リサーチ部 課長
齊藤 宗徳

2007年、立教大学経済学部経営学科卒業後、国内大手調査会社へ入社し、国内法人約1,500社の企業査定を行うとともに国内・海外データベースソリューション営業を経て、Web戦略室、広報部にて責任者として実績を重ねる。2019年大手M&A仲介会社へ入社し、広報責任者として広報業務に従事。
2021年M&Aキャピタルパートナーズ入社後は、広報責任者として、TV番組・CMなどのメディア戦略をはじめ広報業務全体を管掌、2024年より現職。
一般社団法人金融財政事情研究会認定M&Aシニアエキスパート
厚生労働省「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」M&Aアドバイザー担当
MACPグループ「地域共創プロジェクト」責任者


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