M&A調査レポート 「いい夫婦の日」直前調査!M&Aは結婚に似ている?
11月22日いい夫婦の日に向けた意識調査を実施

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「M&A」と「結婚」で、お相手を決めるポイントに共通点
”考え方や価値観”が上位に

※2022年11月21日時点の調査結果 「いい夫婦の日」直前調査!M&Aは結婚に似ている?11月22日いい夫婦の日に向けた意識調査を実施
調査結果について

近年M&Aを実施する経営者が増えたこともあり、M&Aが結婚と例えられることが多い一方で、結婚に関しては現在3組に1組が離婚している実態があります。そこで今回は、事業/M&Aの経験のある既婚者の経営者104名に、「いい夫婦の日」にちなんで、「結婚」と「M&A」に共通点があるかを調べる11月22日「いい夫婦の日」に向けた意識調査を実施しました。

まず、経営者に結婚相手を決めたポイントを伺うと、第1位「人柄」、第2位「考え方や価値観」の結果となりました。また、経営者に対し、M&Aで相手企業を決めたポイントも伺うと、第1位「企業の考え方や価値観」、第2位「会社の文化」の結果となり、結婚相手やM&Aの相手には「考え方や価値観」が決め手になるという共通点が明らかになりました。

また、経営者の多くがM&Aと結婚について共通項が「多い」と感じており、「お互いを尊重し合うところ」や「どちらも相談し解決策を一緒に探し出すところ」などの共通点を見いだしていることが分かりました。

■調査概要

  • 《経営者意識調査》
  • 調査名称:11月22日の夫婦の日に向けた意識調査
  • 調査方法: IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間: 2022年11月7日~同年11月8日
  • 有効回答: 事業/M&Aの経験のある既婚者の経営者104名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

■利用条件

  1. 1.情報の出典元として「M&Aキャピタルパートナーズ株式会社」の名前を明記してください。
  2. 2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
    URL:https://www.ma-cp.com/
主な調査結果

Q1結婚相手を決めた際に重視したポイントを教えてください。

結婚相手を決めたポイント、第1位「人柄」、第2位「考え方や価値観」

「Q1.結婚相手を決めた際に重視したポイントを教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、 「人柄」が79.8%、「考え方や価値観」が71.2%、「好みの容姿」が46.2%という回答となりました。

結婚相手を決めた際に重視したポイントを教えてください。への回答のグラフイメージ

Q2あなたは現在のパートナーと、良好な関係を築いていると思いますか。

83.6%の経営者が現在のパートナーとの関係が良好

Q1で「既に実施している」「実施する具体的な予定がある」と回答した方に、「Q2. 「Q2.あなたは現在のパートナーと、良好な関係を築いていると思いますか。」(n=104)と質問したところ、「とてもそう思う」が49.9%、「ややそう思う」が33.7%という回答となりました。

あなたは現在のパートナーと、良好な関係を築いていると思いますか。への回答のグラフイメージ

Q3継続的な夫婦円満の秘訣があれば教えてください。

継続的な夫婦円満の秘訣、約7割が「程よい距離感」や「感謝の気持ち」と回答

「Q3.継続的な夫婦円満の秘訣があれば教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「程よい距離感」が67.3%、「感謝の気持ち」が66.3%、「会話」が64.4%という回答となりました。

継続的な夫婦円満の秘訣があれば教えてください。への回答のグラフイメージ

Q4結婚相手に支えられたエピソードがあれば自由に教えてください。

「いろんなことで辛い時、存在だけで助けられた」や「毎朝、健康に気を付けた朝ご飯を作ってくれる」などのエピソードも

「Q4.結婚相手に支えられたエピソードがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=104)と質問したところ、「いろんなことで辛い時、存在だけで助けられた」や「毎朝、健康に気を付けた朝ご飯を作ってくれる」など73の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 55歳:いろんなことで辛い時、存在だけで助けられた。隣にいるだけで、安らぐ。
  • 52歳:仕事で忙しい時も、いつも笑顔でいてくれた。
  • 61歳:毎朝、健康に気を付けた朝ご飯を作ってくれる。
  • 51歳:親の死や転職の時に心の支えになった。
  • 50歳:会社の経営難の時でも悲観的にならず、家計をやりくりしてくれた。
  • 47歳:寝たきりになった時に献身的に介護をしてくれた。
  • 57歳:病気などにより収入が減少した際に働きにでてくれた。
  • 62歳:夜遅く帰ってきて朝早く出勤するのだが、ちゃんと毎日弁当を持たせてくれた。

Q5M&Aで相手企業を決める時に、重視した・したいポイントを全て教えてください。

M&Aで相手企業を決めたポイント、第1位「企業の考え方や価値観」、第2位「会社の文化」

「Q5.M&Aで相手企業を決める時に、重視した/したいポイントを全て教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「企業の考え方や価値観」が72.1%、「会社の文化」が57.7%、「経営基盤力」が54.8%という回答となりました。

M&Aで相手企業を決める時に、重視した・したいポイントを全て教えてください。への回答のグラフイメージ

Q6M&Aが成立した両社間で、良好な関係を築いているまたは築いたと思いますか。

80.8%の経営者がM&Aが成立した両社間での関係が良好

「Q6.M&Aが成立した両社間で、良好な関係を築いている/築いたと思いますか。」(n=104)と質問したところ、「とてもそう思う」が41.4%、「ややそう思う」が39.4%という回答となりました。

M&Aが成立した両社間で、良好な関係を築いているまたは築いたと思いますか。への回答のグラフイメージ

Q7Q6で「M&Aはしていない/わからない」と回答した方以外に、良好な関係でM&Aが成立したと思う秘訣があれば教えてください。

良好な関係でM&Aが成立した秘訣、半数以上が「信頼」や「程よい距離感」と回答

Q6で「M&Aはしていない/わからない」と回答した方以外に、「Q7.良好な関係でM&Aが成立したと思う秘訣があれば教えてください。(複数回答)」(n=98)と質問したところ、「信頼」が54.1%、「程よい距離感」が51.0%、「互いの協力」が42.9%という回答となりました。

Q6で「M&Aはしていない/わからない」と回答した方以外に、良好な関係でM&Aが成立したと思う秘訣があれば教えてください。への回答のグラフイメージ

Q8売却相手と円満に契約手続きが完了するまでのエピソードがあれば教えてください。

売却相手との円満なエピソードとして「お互いに分かり合えるまで協議をした」や「定期的なミーティングでアフターフォローや新規事業を作り出した」など

Q6で「M&Aはしていない/わからない」と回答した方以外に、「Q8.売却相手と円満に契約手続きが完了するまでのエピソードがあれば教えてください。(自由回答)」(n=98)と質問したところ、「お互いに分かり合えるまで協議をした」や「定期的なミーティングでアフターフォローや新規事業を作り出した」など64の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 49歳:お互いに分かり合えるまで協議をした。
  • 47歳:定期的なミーティングでアフターフォローや新規事業を作り出した。
  • 61歳:先方トップが直接会社まで出向いてくれて、買収の意義を説明してくれた。
  • 47歳:売却後もお互いのサポート関係。
  • 60歳:互いに尊重し合う。
  • 32歳:常に相手と連絡できる環境を構築し、契約上問題があれば早急に話し合いの場を設けてお互いが納得する解決策を一緒に探し出すこと。
  • 62歳:合意した以降は、経営者同士で商売の話は一切しないほうがよい。欲張ってあれこれ話し始めるとロクなことはない。

Q9M&Aと結婚について、共通項は多いと思いますか。

6割以上が、M&Aと結婚について、共通項は「多い」と回答

「Q9.M&Aと結婚について、共通項は多いと思いますか。」(n=104)と質問したところ、「とてもそう思う」が26.9%、「ややそう思う」が33.7%という回答となりました。

M&Aと結婚について、共通項は多いと思いますか。への回答のグラフイメージ

Q10Q9で「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、M&Aと結婚の共通項があると思う理由について自由に教えてください。

M&Aと結婚の共通項として、「お互いを尊重し合うところ」や「どちらも相談し解決策を一緒に探し出すところ」などの意見も

Q9で「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q10.M&Aと結婚の共通項があると思う理由について自由に教えてください。(自由回答)」(n=63)と質問したところ、「お互いを尊重し合うところ」や「どちらも相談し解決策を一緒に探し出すところ」など44の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 49歳:お互いを尊重し合うところ。
  • 32歳:どちらも相談し解決策を一緒に探し出すところに共通点があると感じる。
  • 59歳:信頼が必要。はじめるときの苦労よりも別れるときのほうが大変。
  • 55歳:誠実な対応と素直な気持ち。
  • 51歳:相手の立場を考えたり、育った環境や歴史が違う者同士が一緒になる難しさがあるから。
  • 47歳:結局は、人が事業や家族を作っていく。
  • 36歳:距離感の掴み方で印象が変わること。
  • 64歳:お互いの信頼関係があると思える気持ちがなければ両者は続かない。

まとめ

結婚及びM&Aにおいて相手選びはもちろん重要であると考えられているようですが、良好で円満な関係性を叶える経営者は「程よい距離感」を大切にしていることが分かりました。M&Aの相手との関係性が良好なことは、新たな事業を作り上げるきっかけになる可能性も秘めており、またM&A相手との良好な関係性は従業員にとっても安心材料となりえるのではないでしょうか。

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監修者プロフィール
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社広報室 室長齊藤 宗徳
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 広報室 室長
株式会社レコフ リサーチ部 課長
齊藤 宗徳

2007年、立教大学経済学部経営学科卒業後、国内大手調査会社へ入社し、国内法人約1,500社の企業査定を行うとともに国内・海外データベースソリューション営業を経て、Web戦略室、広報部にて責任者として実績を重ねる。2019年大手M&A仲介会社へ入社し、広報責任者として広報業務に従事。
2021年M&Aキャピタルパートナーズ入社後は、広報責任者として、TV番組・CMなどのメディア戦略をはじめ広報業務全体を管掌、2024年より現職。
一般社団法人金融財政事情研究会認定M&Aシニアエキスパート
厚生労働省「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」M&Aアドバイザー担当
MACPグループ「地域共創プロジェクト」責任者


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