IT・WEB業界 市場規模や買収・売却事例について解説

IT・WEB業界市場規模や買収・売却事例について解説のメインビジュアルイメージ

更新日

  • #業種別M&A動向
  • #IT・WEB業界 M&A

IT・Web業界は、技術革新とデジタル化の進展により急速に成長を続けています。本記事では、IT・Web業界の特徴を概観し、主要な業種と特徴を詳しく紹介します。

IT・Web業界の特徴

IT業界は、情報技術(IT)を活用してサービスを展開する業界です。また、Web業界はIT業界のなかでも、インターネットに特化したサービスを提供する分野として位置づけられています。

IT・Web業界の特徴は、さまざまな職種が存在し、それぞれに求められるスキルや働き方が異なる点です。技術の急速な進歩に伴い、IT・Web業界は常に変化し続けており、新たな技術やサービスが次々と生まれています。

IT・Web関連業種一覧

IT・Web業界に存在する主な業種について以下に紹介します。

  • インターネット(IT)
  • ソフトウェア開発
  • SES
  • SIer

インターネット(IT)関連の業種の特徴

インターネット(IT)業とは、情報技術を活用したサービスを展開する業種です。この分野では、インターネットプラットフォームの提供やオンラインショッピング、アプリでのデリバリーサービスなど、多くのサービスが展開されています。

技術の急速な発展に伴い、セキュリティへの意識も高まっており、インターネット・IT業の重要性は増大傾向です。今後も新たな技術やサービスの登場により、成長が期待されています。

関連記事
インターネット(IT)業界のM&A動向|市場規模や買収・売却事例について解説

ソフトウェア開発の特徴

ソフトウェア開発業は、コンピューターソフトウェアの設計、作成、テスト、保守を行う業種です。大規模な開発企業は主に大都市部に集中しているものの、業界全体としては、小規模企業やフリーランスの個人開発者が大部分を占めていることが特徴です。

ソフトウェア開発業は、技術の進歩とユーザーニーズの多様化に伴い、高度な技術力が求められる傾向にあります。常に新しい技術やトレンドに対応する必要があり、継続的な学習と技術の向上が重要です。

関連記事
ソフトウェア開発業界のM&A動向|市場規模や買収・売却事例について解説

SESの特徴

SES(システムエンジニアリングサービス)は、システムエンジニアを委託先へ派遣し、技術力を提供するサービスを展開する業種です。SES企業は主に二次請け以降の企業をクライアントとする場合が多く、中規模以上の開発プロジェクトでは複数の企業が関わることが一般的です。

近年では、AI・ビッグデータ・IoTなどの最新技術に精通した人材が求められており、技術者の継続的なスキルアップが重要となっています。クライアントのニーズに柔軟に対応できる体制づくりが求められる業種です。

関連記事
SES業界のM&A動向|市場規模や買収・売却事例について解説

SIerの特徴

SIer(システムインテグレーター)は、クライアントから受託したシステムの設計から開発、運用、保守までを一貫して行う事業を展開する業種です。クライアントは幅広く、中小企業向けの業務管理システムから、官公庁や公共交通機関が使用する大規模システムまで多岐にわたります。

SIerの業務範囲は広いため、下請けを含めた複数の関係会社と共にプロジェクトを進行するケースが一般的です。クライアントの要望を的確に把握し、最適なシステムを提案・構築する能力が求められます。

AI・loT関連の業種の特徴

AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)は、IT・Web業界において急速に発展している分野です。

用語 意味
AI AIという言葉を生み出したジョン・マッカーシーによれば「知的な機械やプログラムを作る科学と技術」とされる
ただし、多くの研究者がさまざまな言葉でAIを説明しており、明確な定義が存在しないのが現状
IoT 「Internet of Things」の略語。身の回りのあらゆるものをインターネットに接続する技術のことを指す
センサーやインターネットを通じて入手したデータを人やモノに送信する、というのが基本的な仕組み

AI市場とIoT市場は世界的に急成長しており、日本でも競争力のある技術開発が求められています。

関連記事
AI・IoT業界のM&A動向|市場規模や買収・売却事例について解説

Saasの特徴

SaaS(Software as a Service)は、インターネットを通じてソフトウェアサービスを提供する業種です。提供するサービスのジャンルに制限は無く、多くの企業がサブスクリプションモデルを採用しています。

企業内でのフィードバックやユーザーレビューをもとに、システムの改修を繰り返しながらサービスを発展させていくのがSaaS業界の特徴です。顧客の長期的な利用が収益化の鍵となるため、顧客満足度の向上と継続的なサービス改善が重要です。

SaaS市場は、テレワークの普及や政府のデジタル化推進もあり、高い成長率を維持しており、今後も拡大が期待されています。

関連記事
SaaS業界のM&A動向|市場規模や買収・売却事例について解説

まとめ

IT・Web業界は、技術革新とデジタル化の進展に伴い、急速に発展し続けている分野です。多様な業種が存在しますが、いずれも常に新しい技術やトレンドへの対応が求められ、継続的な学習と技術向上が不可欠です。

IT・Web業界の重要性は、今後も社会のデジタル化が進むなかで、さらに高まっていくでしょう。

M&Aキャピタルパートナーズは、豊富な経験と実績を持つM&Aアドバイザーとして、お客様の期待する解決・利益の実現のために日々取り組んでおります。
着手金・月額報酬・企業評価レポート作成がすべて無料、秘密厳守にてご対応しております。
以下より、お気軽にお問い合わせください。


ご納得いただくまで費用はいただきません。
まずはお気軽にご相談ください。

監修者プロフィール
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社企業情報部 部長山﨑 研
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 企業情報部 部長
山﨑 研

大手証券会社にて上場・未上場企業オーナーの資産運用およびIPO支援・M&A支援に従事。
2011年から当社に参画し、現在は社内トップクラスのM&A成約実績を重ねている。

詳細プロフィールはこちら

M&A関連記事

M&Aへの疑問

M&Aへの疑問のイメージ

M&Aに関する疑問に市場統計や弊社実績情報から、分かりやすくお答えします。

業種別M&A動向

業種別M&A動向のイメージ

日本国内におけるM&Aの件数は近年増加傾向にあります。その背景には、企業を取り巻く環境の変化があります。

M&Aキャピタルパートナーズが
選ばれる理由

創業以来、報酬体系の算出に「株価レーマン方式」を採用しております。
また、譲渡企業・譲受企業のお客さまそれぞれから頂戴する報酬率(手数料率)は
M&A仲介業界の中でも「支払手数料率の低さNo.1」となっております。